シャネルの歴史

シャネルは、1910年にココ・シャネルことガブリエル・シャネルがフランスにてオープンした、帽子のアトリエ「シャネル モード」が始まりでした。

実用性とデザイン性の高い帽子がパリの女性に好評で、事業は洋服へと規模を拡大していきます。

ファッションブティックショップを立ち上げたココ・シャネルは、コルセットからの解放や機能的で着心地の良いデザインなど斬新なレディースファッションを展開し、その革命的なアイテムは瞬く間に人気となりました。

1921年、世界的に有名な香水「No.5」を発表し、シャネルはファッション業界での地位を確立していきます。

またこの頃のファッションは、黒は喪服をイメージしてしまうとされていて、黒のデザインはありませんでした。

しかし、シャネルはこのイメージを覆す黒一色でデザインされた「リトル・ブラック・ドレス」を発表します。

黒は汚れが目立たず、アクセサリーを合わせやすく、機能性を高めたシャネルのクオリティが新しい定番を生み出したのです。

快進撃の止まらないシャネルでしたが、ここで大きな壁にぶつかることとなります。

従業員のストライキ問題や第二次世界大戦が始まったことによって事業が閉鎖に追い込まれ、ココ・シャネルがドイツに移り住んだことで戦後はスパイの疑いをかけられ逮捕されてしまい、その後スイスに亡命します。

第二次世界大戦が終了した1954年にブティックは再開され、翌年にはシャネルスーツが名誉ある賞を受賞し評価されます。

ファッションだけでなくチェーンベルトバッグやバイカラーシューズなど現在も愛される名作を輩出し、世界的に有名なファッションブランドとなりました。

シャネルは女性の自由や自立を表現し、レディースファッションに革命をもたらしたことで現在も世界中の女性から支持されています。