【SEIKO】セイコー キングクォーツ
2024年08月06日
- SEIKO セイコー
- 時計
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「セイコー キングクォーツ」をお買取いたしました。
キングクォーツは、1975年にキングセイコーがクォーツ時計の普及により生産終了に伴い、製造されたのが「KING QUARTZ(キングクォーツ)」です。
高級機種として発売され、6時位置にクォーツ時計を表す水晶マークがデザインされています。
裏蓋には電池交換用のフタが備わっており、電池交換も可能です。
クォーツ時計でありながら軸石にルビーを多く使用した、現在では考えられないような高コストをかけて製造された時計です。
昭和の一般的なサラリーマンにとって、憧れの時計のひとつでした。
お持ちいただいた時計は、あまり使用感はなく長期間保管されていたようです。
ブレスレットにも傷や汚れなどなく保存状態が良好な商品でした。
問題なく可動していましたが、付属品は無いとの事でした。
使用歴にしては状態が良く、お客様もご満足の査定金額を付けることができました。
いただき物で長年保管された時計で、この度ご自宅整理の際にご売却を決意されたとのことでした。
ご使用されていないブランド時計をお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【SEIKO】セイコーとは
セイコーは、1881年に服部金太郎によって創業された「服部時計店」が始まりです。
創業当時、日本の時計産業は欧米モデルがベースだったため、服部金太郎は時計の国産化を目指していました。
その後、より良い時計を製造したいという思いから、精工舎を創業します。
工場設立から約2ヶ月で掛時計の増産に成功し、その後日清戦争の好景気にも押されて懐中時計の製造も始まりました。
やがて腕時計が普及する時代が来るだろうと試作と研究を重ね、最新鋭の工場機械の導入や生産の効率化に尽力し、1913年に国産初の腕時計の商品化に成功しました。
その頃、第一次世界大戦により腕時計が普及したことで好景気となりましたが、関東大震災で工場が全焼します。
震災直後から復興を新たなスタートとし、「精巧な時計を作る」という創業時の原点に返るという思いを込めて、新ブランド「セイコー」の腕時計の生産が始まったのです。
セイコーの魅力は、シンプルでシーンを選ばず使えるデザイン性と、世界に誇れる国内最高峰のムーブメントです。
ブランド名の通り、精巧な国産腕時計を追求し続けたことが、国内最高級の腕時計ブランドとしての確かな地位を確立したのです。