【SEIKO】セイコー グランドセイコー SBGX053
2024年01月30日
- SEIKO セイコー
- 時計
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「セイコー グランドセイコー SBGX053」をお買取いたしました。
グランドセイコー SBGX053は世界最高峰の技術を投入したムーブメントの「9Fクォーツ」を採用したモデルです。
「9Fクォーツは」年差±10秒という非常に高い精度を誇り、太い針を正確に運針する為の高い駆動力とエネルギーを節約しながら重い針を動かすことのできるツインパルス制御モーターが搭載されています。
文字盤は立体感が感じられるデザインとなっており、バーインデックスとデイトのみの表示で優れた視認性を実現。
防水機能やキズにも強いサファイアクリスタル風防も備えており、実用性を極限まで高めたグランドセイコーならではの時計となっております。
現在では既に製造終了となっておりますが、未だにファンが多く、人気の衰えないお品物となります。
今回お持ちいただいたお品物は、使用による生活小傷が多数ございました。
また、長期間OHはされておらず、カレンダーの切り替えに不具合もございました。
お客様も状態は把握されておりましたが、期待以上の査定額に大変ご満足いただけました。
ご使用されていない時計をお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【SEIKO】セイコーとは
セイコーは、1881年に服部金太郎によって創業された「服部時計店」が始まりです。
創業当時、日本の時計産業は欧米モデルがベースだったため、服部金太郎は時計の国産化を目指していました。その後、より良い時計を製造したいという思いから、精工舎を創業します。
工場設立から約2ヶ月で掛時計の増産に成功し、その後日清戦争の好景気にも押されて懐中時計の製造も始まりました。
やがて腕時計が普及する時代が来るだろうと試作と研究を重ね、最新鋭の工場機械の導入や生産の効率化に尽力し、1913年に国産初の腕時計の商品化に成功しました。
その頃、第一次世界大戦により腕時計が普及したことで好景気となりましたが、関東大震災で工場が全焼します。
震災直後から復興を新たなスタートとし、「精巧な時計を作る」という創業時の原点に返るという思いを込めて、新ブランド「セイコー」の腕時計の生産が始まったのです。
セイコーの魅力は、シンプルでシーンを選ばず使えるデザイン性と、世界に誇れる国内最高峰のムーブメントです。
ブランド名の通り、精巧な国産腕時計を追求し続けたことが、国内最高級の腕時計ブランドとしての確かな地位を確立したのです。