【Leica】ライカ R3
2024年05月11日
- Leica ライカ
- カメラ
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「ライカ R3」をお買取いたしました。
ライカ R3は1976年に発表され、当時の製造元であるライツ者とミノルタが提携して開発したもので、「ミノルタXE」をベースとし、ライカ初の電子制御一眼レフカメラとして知られています。
手動モードと絞り優先自動露出モードの両方を備えた電子制御システムを特徴としており、革新により、多様な撮影条件に対応できるようになりました。
レンズの互換性も魅力の一つで、高品質なライカ Rシリーズのレンズと互換性があり、ライカの優れた光学性能を最大限に活用できます。
ライカ機械式のカメラから電子制御のカメラへと移行する際の重要なモデルと言われており、コレクターや写真愛好家からは今もなお人気のカメラとなります。
今回お持ちいただいたお品物は、使用による傷、汚れが散見されました。
また、長期保管によるカビもございました。
長期使用、保管によるダメージはございましたが、人気の高いお品物でしたのでご満足いただける査定金額を付けることができました。
ご使用されていないカメラをお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【LEICA】ライカとは
ライカの原点であるエルンスト・ライツ社は、1849年に精密光学機器を製造する光学研究所としてドイツ・ウェッツラーに設立されました。
ライカの誕生は、当時ライツ社の技術者であったオスカー・バルナックの手によって生まれ写真の歴史に大きな衝撃を与えました。
1914年に、重い乾板の代わりに映画用の35mmフィルムを転用した小型カメラを試作し、これが世界で初めて成功を導いた35mmカメラの原型、ウル・ライカです。
この小型カメラの誕生は、写真の歴史を大きく変えたと同時に、新しいフォトジャーナリズムの到来をも実現させました。
ウル・ライカの誕生以降も、卓越した職人技と人間工学の結実により最高品質の製品を作ることを企業哲学とし、不朽の名機「ライカMシステム」をはじめとするカメラやレンズ、そして双眼鏡などの数々の本質を極めた製品を作り続けてきました。
世界で最も権威ある写真家集団「マグナム・フォト」の創設者であるロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンをはじめ、エリオット・アーウィットなど数多くの著名な写真家がライカで歴史的な作品を残しており、それは現在の写真文化に大きな影響を与えています。
このようにライカは新しいカメラを生み出し続け、カメラの新しい定番を次々と作ってきました。
ライカがあったから今のカメラがあり、今の写真があるといっても過言ではないほど、写真という文化と切っても切れない関係性のあるブランドです。