【MAMIYA】マミヤ C3 Professional
2023年12月17日
- MAMIYA マミヤ
- カメラ
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「マミヤ C3 Professional」をお買取いたしました。
「マミヤ C3 Professional」はマミヤが1962年に発売した二眼レフカメラです。
使いやすさや実用性から現在は一眼レフカメラが主流ですが、それでもこの「マミヤ C3 Professional」はコレクターから根強い人気があります。
そもそも二眼レフカメラは、1882年にイギリスのカメラメーカー、マリオンが製造したカメラが改良される形で誕生しました。
造りが簡略で故障も少ない事から、報道記者やカメラマンたちに長い間重宝されてきました。
そしてマミヤが二眼レフカメラに着手したのは1957年の事でした。
当時では世界初となるレンズ交換式の二眼レフカメラを開発し、世界中でヒットさせたと言われています。
今回お買取した「C3」は初代から数えて3代目となる二眼レフカメラです。
発売からかなり年月が経っているものでしたので、傷や汚れが多数あるものでした。
しかしコレクターから根強い人気のある商品でございましたので、お客様もご満足の高価買取をさせていただきました。
生前整理との事で今回ご売却をご検討されたそうです。
ご使用されていないカメラをお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【MAMIYA】マミヤとは
マミヤは、1940年に間宮精一によって創業された日本の老舗カメラメーカーです。
間宮精一は日本金銭登録機株式会社を設立し、レジスターを製造する技師長に就任して国内初のレジスターの独自開発を行ないました。
その傍らで以前から熱中していた写真活動にも精力的に取り組み、写真作家として作品を手がけたり書籍を出版したりしていました。
やがて自身の会社がアメリカのナショナル金銭登録機から共同事業化の提案を受けると間宮精一は退社し、独創的な国産カメラの製造を目指すようになります。
その後、写真活動の最中に出会った銀行家の子息とともに、カメラ製造に関する事業を興し、マミヤ光機製作所を立ち上げます。
設立後すぐ生産を開始した「マミヤシックス」は、海外製品に劣らない国産カメラとして高い評価を受けました。
マミヤは、高品質の中判カメラや一眼レフカメラで知られており、プロフェッショナルからアマチュアにまで幅広く愛用されています。
代表的なカメラとされているのが、中判フィルムを使って写真を記録する中判一眼レフカメラです。
なかでもMamiya RB67は120フィルムを使用し、ファインダーから見た画像と実際の撮影画像がほぼ同じ位置に表示される「反転プリズム」が特徴的でした。
マミヤのカメラの特徴は、高品質なレンズと優れた性能で耐久性に優れているところです。
高品質なレンズを開発、製造しているため、そのレンズのクオリティは非常に高いと評判です。そのためポートレートや風景写真などの分野で高い評価を得ており、プロカメラマンや写真愛好家に愛用されています。
マミヤは確かな技術と歴史のある、多くのカメラマンたちから支持されているメーカーなのです。