【NIKON】ニコン F4
2024年01月06日
- Nikon ニコン
- カメラ
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「ニコン F4」をお買取いたしました。
「ニコン F4」はニコンが1988年に発売した一眼レフカメラです。
ニコンのFシリーズは一眼レフの元祖ともいわれるほど名高いですが、この「F4」は当時革新的だったAF(オートフォーカス)をニコンで初めて搭載した機種でした。
それまでも1985年ごろから各社でAFの一眼レフは開発され、注目されていましたが、商業的な成功を収めたモデルは少なかったといわれています。
そんな中満を持して登場した「F4」は高い耐久性、実用性に優れたボディのデザイン、多くの種類のMF(マニュアルフォーカス)レンズが使用できる事などから、一躍人気の機種となりました。
MFのレンズがまだまだ使用されていた当時は特にレンズの互換性が使用者のニーズを満たす機能で、なんと1959年からニコンで発売されているほぼすべてのMFレンズを装着する事ができました。
発売から30年以上経つ現在でも当時の評価は覆る事無く、AF時代への足掛けとなったカメラとして語り継がれています。
今回お買取した「F4」は長年ご愛用されていたとの事で、傷や汚れが目立つものでした。
しかし今でも根強い人気のある商品でございましたので、お客様もご満足の高価買取をさせていただきました。
大量にあるカメラの整理との事で今回ご売却をご検討されたそうです。
ご使用されていないカメラをお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【Nikon】ニコンとは
ニコンは、1917年に日本光学工業株式会社として創業されたのが始まりです。
当時の日本ではあらゆる産業の国産化が急務とされており、光学機器も例外でなく、三菱合資会社社長だった岩崎小彌太の出資をもって創業されました。
創業して間もなく、光学ガラスの製造研究からはじまり、超小型双眼鏡や自社設計の顕微鏡など画期的で優れた製品を世に出します。
戦後には双眼鏡やカメラなどの民生用光学機器の生産に転換し、1946年、開発していた小型カメラに、日本光学の略称であるニッコー(Nikko)の語尾に「N」をつけて口調をよくした「ニコン(Nikon)」という名前をつけます。
1948年にはニコンカメラの初号機でニコンの名前を初めて冠した製品「ニコンI型」というカメラを発売し、カメラ事業に本格的に進出しました。
ニコンカメラは非常に高い性能から国外でも評価され始め、1971年には、記録用カメラとして月へ向かったアポロ15号にも搭載されました。
後の1988年に社名を「株式会社ニコン」へ変更します。
ニコンの商品の魅力は、高品質なイメージセンサーやレンズなど、優れた機能性による使いやすさです。
長年にわたってカメラや光学機器の開発に力を注いできたニコンの技術力は非常に高く、多くのカメラマンから評価されています。
ニコンは高品質なカメラやレンズの製造で知られるメーカーとして、世界中で多くのファンから愛されています。