【Leica】ライカ M4
2023年08月31日
- Leica ライカ
- カメラ
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「ライカ M4」をお買取いたしました。
ライカの代名詞とも呼ばれるM型で、初代M3からM2、M1と進化を続け、最高の操作性とデザインを実現したとしてM型の完成系と称されるモデルです。
その確かな美しい写りとデザイン性の高さ、使いやすさから、数々の有名写真家からも愛される名機となっております。
戦前のバルナックライカからずっと続いてきた、Leicaの細い文字と、Ernst Leitz Wetzlarの刻印ですが、M4はM型ライカに伝統の刻印が施された最後のカメラとなっており、現在でも愛好家の方からはライカ全盛期の最後を飾ったM型ライカとして人気が高いお品物となっております。
今回お持ちいただいたお品物は、傷や汚れが散見され、経年による変色も見受けられました。
古いお品物ですが、使用歴にしては状態が良く、お客様もご満足の査定金額を付けることができました。
ご使用されていないカメラをお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【Leica】ライカとは
ライカの原点であるエルンスト・ライツ社は、1849年に精密光学機器を製造する光学研究所としてドイツ・ウェッツラーに設立されました。
ライカの誕生は、当時ライツ社の技術者であったオスカー・バルナックの手によって生まれ写真の歴史に大きな衝撃を与えました。
1914年に、重い乾板の代わりに映画用の35mmフィルムを転用した小型カメラを試作し、これが世界で初めて成功を導いた35mmカメラの原型、ウル・ライカです。
この小型カメラの誕生は、写真の歴史を大きく変えたと同時に、新しいフォトジャーナリズムの到来をも実現させました。
ウル・ライカの誕生以降も、卓越した職人技と人間工学の結実により最高品質の製品を作ることを企業哲学とし、不朽の名機「ライカMシステム」をはじめとするカメラやレンズ、そして双眼鏡などの数々の本質を極めた製品を作り続けてきました。
世界で最も権威ある写真家集団「マグナム・フォト」の創設者であるロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンをはじめ、エリオット・アーウィットなど数多くの著名な写真家がライカで歴史的な作品を残しており、それは現在の写真文化に大きな影響を与えています。
このようにライカは新しいカメラを生み出し続け、カメラの新しい定番を次々と作ってきました。
ライカがあったから今のカメラがあり、今の写真があるといっても過言ではないほど、写真という文化と切っても切れない関係性のあるブランドです。