【Minolta】ミノルタオートコード 二眼カメラ
2023年04月26日
- MINOLTA ミノルタ
- カメラ
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「ミノルタオートコード 二眼カメラ」をお買取いたしました。
こちらのカメラは、ミノルタが1950〜1960年代に製造した二眼レフカメラになります。
ミノルタオートコードに搭載されるRokkorレンズは、日本製レンズの中でもトップクラスの性能で知られている存在のレンズです。
今回お持ちいただいたカメラは、長い間愛用されていた様でかなりの傷や汚れがありました。
使用歴にしては状態が良く、お客様もご満足の査定金額を付けることができました。
汚れはありましたが、お客様も査定結果にご満足いただけたようです。
ご使用されていないカメラをお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【MINOLTA】ミノルタとは
ミノルタは、1928年に田嶋一雄によって現在の西宮市武庫川河畔に、日独写真機商店という社名で創業されたカメラメーカーです。
田嶋一雄は、創業前年の渡欧の際にフランスの工学会社を見学したことで光学の将来性を見出し、国内ではまだ珍しかったカメラに目をつけました。
創業当時はもちろん下請けなどなく、ドイツから派遣した技術者の指導を受け、部品の1つ1つにいたるまで自主生産が行われていましたが、機械設備を整えるなどの工夫の末、1929年には1号機「ニフカレッテ」を発売しました。
翌年には「ニフカクラップ」や「ニフカスポーツ」などの新商品を次々と発表し、売り上げも軌道に乗ります。
1933年に発表されたクラップカメラ「ミノルタ」で初めてブランド名が使用され、以後発表されたカメラにミノルタの名前が採用されています。
ミノルタは1936年に生産開始した国産初の二眼レフカメラや、1940年に発表した国産初のカラーフィルムなど数々の偉業を成し遂げます。
その後、戦中の軍事注文を受けるなど事業を拡大しつつ、プラネタリウムや複写機などの開発も進め、カメラのみならず日本の光学史の歴史に名を刻みました。
2003年にコニカと合併し、社名が「コニカミノルタ」となり、2006年には惜しまれながらカメラ事業から撤退しています。
ミノルタのカメラの魅力は、技術力の高さと軽量でコンパクトな設計です。
オートフォーカス機能を開発したのもミノルタであり、優れたレンズの描写力も高く評価されています。
独自の技術を駆使して高品質のカメラを製造し現在も多くのカメラ愛好家に支持されている老舗のカメラメーカーです。
