【Cartier】カルティエ マスト21
2023年11月05日
- Cartier カルティエ
- 時計
こんにちは、買取店わかばです。
今回は「カルティエ マスト21」をお買取いたしました。
カルティエの時計と言えば、どのモデルも非常に高価で手が届きにくいイメージがありますが、こちらの「マスト21」は当時10万円以下の価格で手に入れることができました。
1986年に発表されたヴィンテージモデルとなっており、21世紀を意識してデザインされ、フランス語で21の意味を持つ「ヴァンテアン」という別名を持つ上品かつエレガントさが魅力の時計となります。
マスト21は既に生産を終了しており、現在では状態の良い個体は数少なくなってしまいましたが、未だに需要の尽きない名作としてファンからは高い支持を得ているお品物となります。
今回お持ちいただいたお品物は、全体的に小傷がございました。
また、ブレスには経年劣化からメッキ剥がれや汚れが多数ございました。
お客様も状態は把握されておりましたが、期待以上の査定額に大変ご満足いただけました。
ご使用されていない時計をお持ちでしたらお近くの「わかば」までお持ち込み下さい。
価格を確かめるだけの無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
【Cartier】カルティエとは
カルティエは、ルイ=フランソワ・カルティエが1847年にパリにて創業した宝飾店が始まりです。
扱われている商品はジュエリーだけでなく、革製品や時計、文房具類なども有名です。
創業当初から王族を顧客としフランス国内だけでなくロシアやイギリスなど、各国で王家御用達ブランドとなり宝飾品の歴史を塗り替える功績をいくつも残しています。
カルティエは世界初のプラチナジュエリーや、世界初の腕時計をつくったといわれています。
当時、懐中時計が主流だったなか、パイロットが操縦しながら時間を確認できる時計として、レザーストラップの腕時計が製造されています。
そしてなによりカルティエの代名詞ともいわれるのは、時代を先駆けたデザイン性です。
19世紀末に当時主流だった曲線的なアールヌーヴォスタイルではなく、直線的なアールデコスタイルを取り入れ、20世紀に大流行させました。
創業して以来、世界中の王族・貴族から愛されてきたカルティエは、「王の宝石商、宝石商の王」と称され世界5大ジュエラーにも選ばれています。
カルティエは老舗ジュエラーとしての誇りと、その前衛的なデザインで人気と信頼を確立したブランドなのです。