富山市 富山ショッピングタウン北の森店

富山県富山市は、富山県の県庁所在地で、富山県の中央から南東部に位置します。

隣の県である新潟県の県庁所在地、新潟市とは252.5km離れています。これは陸続きの県同士としては、日本の最長記録となります。人口は約41.82万人、面積は約1,241平方kmです。隣接する市には射水市（いみずし）や滑川市（なめりかわし）、砺波市（となみし）や南砺市（なんとし）などがあります。

富山市は、富山市や大山町（おおやままち）、大沢野町（おおさわのまち）、八尾町（やつおまち）、婦中町（ふちゅうまち）、山田村、細入村（ほそいりむら）の7つの市町村が合併して現在の富山市が誕生しました。

合併したことで全国の都道府県庁所在地の中では、2番目に広い面積を持つ市となりました。広い面積の中でも使われているのは4割程度で、6割は林野地となっているのが特徴的です。

富山県内で都心部でありながら自然が豊かなエリアである富山市は、自然と共に歩むことが出来る都市計画を進めており、環境未来都市や国際会議観光都市、国連エネルギー効率改善都市などのモデルとして選定されている実績があります。

またインドネシアのバリ島で小水力発電施設の設置事業の推進も手掛けるなど国際的な環境事業にも力を入れており、2017年には日本の中核都市として初の国際協力機構と人材・技術交流などの協定も結んでいます。

自然豊かな富山市では、「とやまの森づくり」というプロジェクトも発足されています。富山市をはじめとした富山県の豊かな自然を守るため、森づくりに注力しているのです。

富山の森は様々な生き物が生息し、洪水や山崩れなどの発生を抑えています。森は豊かな水源としても使われていて、市民の生活を守るためにも欠かせないものです。市内の森を守るために、里山再生整備事業やみどりの森再生事業、実のなる木の育成事業などに取り組んでいます。

里山再生整備事業では地域や生活に密着した明るい里山を再生することを目的として、再生整備や害虫の駆除をしています。

みどりの森再生事業では林の公益的な機能のアップを目標にして、木が密集している場所を綺麗にする、風雪被害林を取り除くなどの森林整備を実施しています。実のなる木の育成事業では、カシノナガキクイムシの被害にあった奥山を中心に公益的機能の確保を目指しています。

これらの森づくりのプロジェクトを成功させるために、水と森の森づくり税の導入を行っているのも特徴的です。

水と森の森づくり税は、より県民・市民に森づくりに参加して貰いたい、自然と共存することが出来る生活を守るためにも協力して欲しいという思いから平成19年に導入が始まりました。一定以上の所得がある県民に納税を協力してもらうことで、県民参加による森づくりを進めています。

富山市の歴史を遡ると、8世紀中頃には万葉集に登場する歌人である大伴家持（おおとものやかもち）が、現在の県知事のような立場として富山市を含めた土地のリーダーとなり、富山市に関連する和歌を沢山残し、地名が入っている作品を数々誕生させました。

戦国時代には有名な武将や佐々成政（さっさなりまさ）などが川周辺の改修工事などを手掛け、富山市の発展に繋げました。

江戸時代には富山市や大沢野町、大山町の一部を含んだエリアに富山藩が置かれ、前田氏の所領となりました。前田氏によって川を使った交易が始まったことで市の経済は活発になり、米を始めとした農産物が、次々と他の地域に運ばれるようになったのです。

こうした歴史もあり、富山市は現代も富山県の経済を支えています。市の経済は廃藩置県をきっかけに、その基礎を作り上げました。

北陸最大の地方銀行である北陸銀行や、北陸電力の本店があるなど富山市の経済の礎を築いているのです。

富山市の経済を支える事業には、農業や水産業があります。全国の中でも農耕地において稲作率が高く、様々な農産物を作り出しています。

また海岸部の四方と東部の水橋に漁港があり、海産物も多く捕れます。

農産物の中でも有名なのが、梨です。富山市の果樹生産の9割以上を占め、富山市の名産品として名高い果物になります。富山市で収穫される梨は水々しく、しっかりとした歯ごたえがあります。甘みもあり、満足感が高いのが魅力です。

梨の収穫は、残暑が厳しい8月の中旬にスタートします。市内では梨の収穫が始まると、秋が近づいたと実感する人も多いようです。富山市で収穫している梨の品種は、大きく分けて3種類です。

8月中旬から9月に掛けて収穫されるのは、幸水（こうすい）です。酸味が少ないので食べやすく、爽やかな味わいです。

9月下旬に収穫されるのは、豊水（ほうすい）です。少し大きめのサイズで、濃厚な果汁が口いっぱいに広がります。

本格的な秋を迎える10月に収穫するのは、新高（にいたか）です。たっぷりの果汁が含まれ、ほのかな香りが漂います。

海産物の中で人気が高いとされているのが、シロエビです。体長は約50cmから80cm程度で、桜えびよりも少し大きめです。

主に富山湾のみで捕れるエビで、生のままだと傷みが早いことから富山県内でしか味わえないエビでしたが、21世紀に突入すると流通網が発達したため、県外でも手に入れられるようになります。

透明で美しい見た目をしていることから、「富山湾の宝石」と市民に親しまれています。

富山市の中には「森」という地域があり、1丁目から5丁目まで存在します。最寄り駅は富山地鉄富山港線の東岩瀬駅や萩浦小学校前駅などです。

周辺には富山県岩瀬スポーツセンターや、富山県リハビリテーション病院・こども支援センターがあり、3丁目には市民が集まるショッピングセンターもあります。

富山県では国をあげて自然を守る事業に向き合っているからこそ、海の幸も山の幸も豊富な地域であるといえるでしょう。

ショッピングタウン北の森は、富山市森にあるショッピングセンターです。

市の北部に位置し、連日買い物客で賑わっています。萩浦小学校前駅から徒歩7分、東岩瀬駅から徒歩10分とアクセスの良さも魅力です。駐車場も広く、混雑時でもあまり並ばずに車が停められます。

スーパーや飲食店、美容院や100円ショップとお店の種類も豊富で、ここに来れば一通り用事は済ませられると評判です。普段の生活に欠かせないものが揃っていて、定期的に訪れる市民も多く居ます。

小さな子供連れやカップル、お年寄りまで幅広い年代に愛されているショッピングセンターです。アルバイトやパートの募集も定期的に行っていて、市内の雇用にも貢献しています。

ショッピングタウン北の森で特に人気を集めているのが、施設内に入っている飲食店です。富山県でも人気のある地元の喫茶店はゆったりと過ごせるカフェとしてくつろぐことができます。店内の内装も落ち着くデザインで、自然と気持ちもゆったりしてきます。

またこの店舗にはベッド席とあまり他のお店では見かけないタイプの座席もあり、赤ちゃんを寝転がせたり、大人が横になったりしても問題ありません。

メニューやドリンクもおしゃれなものばかりで、若者や子育て世代の集まりに利用されています。モーニングやランチ、ディナーと時間帯によってメニューが変わります。

お米屋さんが営業している食堂もあり、和食を楽しみたいという方にも支持されています。ご飯が美味しく、おにぎりや定食が揃っているところがお店の売りです。

その他にもクレープが食べられるお店やカフェもショッピングタウン内に入っています。

多くの人たちが利用しているのか100円ショップでは、日曜品から雑貨、文房具やデジタル関連の小物まで何でも揃えることができます。お手頃な価格で買い物ができるショッピングタウンを訪れるほとんどの人が立ち寄る店舗です。他の100円ショップの店舗と比べても大容量の品物が多く、お得感があります。

ショッピングタウン内にはスーパーもあり、新鮮な食材が随時販売されています。地元で採れた野菜などもあり、購入すれば地産地消に貢献出来るのも良いポイントです。

富山市でお買い物の際は、ショッピングタウン北の森を利用してみてはいかがでしょうか。