東久留米市 アクロスプラザ東久留米店

東京都東久留米市は東京都23区の北西部に位置している市です。

埼玉県新座市とも接していますが、東久留米市の北側には東京都清瀬市もあるので最北端ではありません。東京都多摩地方の北部にあってベッドタウンとして栄えてきました。都心からは24kmほど離れているものの、東京の交通網が充実している影響で車やバス、電車などで都心にも出やすくなっています。

東久留米市の人口は2023年2月1日時点で約11.5万人と推定されていて、東京都の推定人口の約1403万人に比べると1％に満たない割合です。

東京都東久留米市は都内でも自然が豊かなのが特徴で、都心のベッドタウンとして昔から開発が進められてきました。

市の名前は「久留米川」に由来しているといわれています。1889年に久留米村が誕生したときに現在の黒目川である久留米川から名づけられたというのが通説です。市の中央を流れている川が黒目川で、落合川と共に美しい自然を維持するのに重要な役割を果たしています。

湧き水や地下水も豊富な地域で、水に恵まれているのが特徴です。水道水にも湧き水が用いられていて、貴重な水資源になっています。「東京の名湧水57選」にも選ばれた竹林公園、南沢緑地保全地域、黒目川天神社前（くろめがわてんじんじゃまえ）があります。特に南沢湧水群と落合川は「平成の名水百選」として東京都で唯一選ばれた実績があり、観光名所としても知られているスポットです。

東久留米市では高度経済成長期の頃から団地開発に特に力が注がれて、1960年代から1980年頃にかけて急速に人口が伸びています。

都市再生機構によって1959年にひばりが丘団地が建設されたのを皮切りに、東久留米団地、滝山団地、滝山第2団地などの大規模な団地が整備されてきました。国家公務員共済組合連合会の東久留米第2団地や、東京都住宅供給公社の下里団地も同じ時期に建設されています。

団地以外にも個人オーナーによる賃貸アパートやマンションも多数あり、住宅地域として20世紀後半に大きな発展を遂げているのが特徴です。東久留米市では都心に通勤する人口が多く、国勢調査によると3割程度の人が都心で働いていることがわかっています。

東久留米市では地元での工業生産が活発におこなわれており、食品、飲料関連の工場が置かれていることが多いのが特徴です。都心への食糧供給という点で優れた立地という条件だけでなく、水資源の豊富さを生かした工場生産が着目されています。

東久留米市はもともと柳久保小麦（やなぎくぼこむぎ）と呼ばれる伝統的な特産品もありました。柳久保小麦の生産は一時途絶えましたが、農林水産省生物資源研究所の協力によって生産が再開され、小麦の加工品の製造販売に利用されています。

東久留米市は、電車では西武池袋線が市内を通っていて、東久留米駅が拠点になっています。市外の清瀬駅やひばりヶ丘駅などを利用している人も多いです。バス網は比較的発達していて、西武バスが中心になって各地にアクセスしやすい環境を整えています。

しかし、道路交通網が整備されているので、利便性の点では車が移動手段の主流になっています。新青梅街道、所沢街道、新所沢街道、小金井街道、新小金井街道などを使って市外にも出やすいので、車社会になっているのが東久留米市の特徴です。

東京都東久留米市上の原は、東久留米駅から黒目川を越えて北東に位置する地区です。

東久留米市上の原は、市が掲げる「複合多機能都市」の中でも注力されてきた地域のひとつで、都市計画に沿って整備が進められてきました。2018年まで大々的な交通制限をしてインフラ構築から取り組んでいましたが、同年には無事に開発が完了して交通開放がおこなわれています。

上の原では計画的に複合商業施設の設置や住宅地区と賃貸住宅の整備、公園や運動施設などの整備が徹底して行われました。

2018年に上の原の中心にある東上の原公園などの公園整備が終わり、2020年には屋外運動施設として上の原グラウンドも整備されて利用開始されています。中央グラウンドやテニスコートも広く取られていて地域住民の活動の場になっています。

上の原には食料品店を中心とする総合スーパーマーケットやドラッグストア、大型のホームセンターがあって、生活に必要なものは地域内で揃えられるようになっています。

後述のアクロスプラザ東久留米にも多数の店舗が入っており、コンビニやベーカリーハウス、ピザなどもあるので、消費生活を送る上であまり困ることはありません。

保育園や銀行も地域内にあり、スパジアムジャポンという大型スパも設置されているので上の原は生活環境が優れているエリアです。

東久留米市は、自然豊かで落ち着いた雰囲気があり住みやすい地域なのです。

アクロスプラザ東久留米とは東京都東久留米市上の原の中心に位置しているショッピングセンターです。

上の原の都市計画の中で計画的に設置されたショッピングセンターで、2018年に営業を開始しました。全国展開されているアクロスプラザのひとつで、自社経営はせずに複数のテナントを入れてモール化させています。

アクロスプラザ東久留米は地域で不足している気が利いたテナントが揃っているのが特徴です。100円ショップや家電量販店、シューズショップといった周辺にはあまりないショップが揃っています。

ペットショップや美容室、クリーニングショップ、自転車修理販売店も入っていて、生活に便利なショップがテナントとして入居しています。他にも弁当ショップなどの飲食サービス、ジム、携帯ショップ、買取店なども入っているのがアクロスプラザ東久留米の特徴です。

アクロスプラザ東久留米から道を挟んだ西側にはスーパーマーケットもあります。

アクロスプラザ東久留米は2018年当初はひとブロックの中にありましたが、道を挟んで南西のはす向かいの位置に拡張されています。東久留米市上の原連絡所のあるブロックにエリアが拡大され、2023年初頭時点ではドラッグストアやコンビニ、飲食店があります。

アクロスプラザ東久留米は地域を支えるショッピングセンターとして注目されているので、今後も拡張されていく可能性がある施設です。

アクロスプラザ東久留米は65台の広大な駐車場があるのでアクセスしやすく、近隣に住んでいる人だけでなく上の原の外からも多くの人が訪れます。駐車場の利用料金は無料なのでゆっくりと複数の店舗を回ってショッピングをしたり、ジムなどを利用したりすることが可能です。

また、バス交通でもアクロスプラザから徒歩2分程度のところに東久留米団地のバス停があるのでアクセスするのが簡単です。東久留米駅から徒歩では距離があるのでショッピングに訪れるには車かバスが便利でしょう。

アクロスプラザ東久留米は朝10時から夜22時まで営業しています。東京都心のベッドタウンとして機能している地域なので夜遅くまで利用できるのが特徴です。アクロスプラザ東久留米は土日祝日も休まず営業していますが、店舗ごとに異なる場合があります。

東久留米市でお買い物の際は、アクロスプラザ東久留米を利用してみてはいかがでしょうか。