ロレックス「デイトジャスト」
2023年03月10日
ロレックスのデイトジャストは、1945年に発売された時計で、世界初の日付表示機能を備えた腕時計として知られています。デイトジャストは、その名の通り、日付がジャストに表示されるという意味です。
デイトジャストは、ロレックスのステンレススチール、イエローゴールド、ホワイトゴールドなどの素材で作られたケースと、自社開発の自動巻きムーブメントを搭載しています。
ムーブメントは、高精度なクロノメーター規格を満たし、パワーリザーブも最大70時間に達するなど、非常に高い性能を誇ります。
また、デイトジャストは、オイスターケースと呼ばれる、ロレックスが開発した独自の防水構造を採用しています。この防水構造は、時計ケースと裏蓋、そして巻き上げリューズの3つの部分が一体となって、防水性を高めています。
デイトジャストの特徴的なデザインとしては、ジャストフィットブレスレットがあります。このブレスレットは、耐久性が高く、着用時に快適にフィットするように設計されています。
デイトジャストは、多くのバリエーションがあり、ケースサイズやダイヤルのカラー、インデックスの形状、ブレスレットの素材など、様々なカスタマイズが可能です。そのため、男女を問わず、幅広い層から愛されるロレックスの代表的なモデルとして知られています。
機械式時計のねじバネを自動で巻き上げる機構のことを指します。
一般的に、ねじバネを巻き上げるには、時計を手で巻かなければなりませんが、パーペチュアル自己巻き機構を搭載したロレックスの時計は、自動的にねじバネを巻き上げることができます。
この機構は、ロレックスが1931年に発明し特許を取得したもので、ローターと呼ばれる自動巻き装置が動くことで、ねじバネを巻き上げる仕組みになっています。
さらにパーペチュアル自己巻き機構は、ねじバネを巻き上げるだけでなく、ねじバネの緩みを防ぐための装置も備えています。
これにより、ロレックスの時計は、長期間にわたって正確な時間を刻み続けることが可能となっています。
この機構は摩擦を減らすために、専用のロウ付け油を使っていることが特徴的です。
これにより、長期間にわたって正確な時間を刻み続けることができるだけでなく、ねじバネや自動巻き装置など、重要な部分の摩耗を減らし、長寿命化を実現していると言われています。
このように、ロレックスのパーペチュアル自己巻き機構は、高い技術力と品質に裏打ちされたロレックスのコアテクノロジーの一つであり、ロレックスの時計の信頼性と正確性を支える重要な要素の一つとなっています。