普通切手とは
2023年03月21日
普通切手とは郵便料金を前もって支払った証拠としてハガキや封筒等の郵便物に貼る証紙の事で、郵便切手とも言われています。この証紙の事を略語で切手と呼んでいます。
普通切手を貼り、ハガキや封筒をポストに投函するだけで全国に様々な郵便物を送る事ができるので、わざわざ郵便局まで足を運び、窓口で料金を支払う必要もないので非常に便利です。
ではこの切手はいつどこで生まれたのかというと、世界で最初に誕生したのが今から180年以上前の1840年のイギリスです。
それから約30年後の1871年に日本初の切手が発行され、郵便制度が発展する事で、誰でも切手料金を支払えば手紙を送れるようになりました。
切手は基本的に使用期限はありません。そのため何十年前の古い切手でも未使用品であれば使用する事が出来ます。しかし中には使用出来ない切手も存在します。
例えば、すでに一度使用して消印が押されている場合や切手の絵柄が大きく汚れている場合、それから切手の絵柄面まで破れていたりちぎれていたりする場合も使用できません。
こうした大きく汚れていたり、破れた切手を貼り付けて郵便物を送ると、きちんと発送先に届かず送り返されてくる事もあるので注意しましょう。
そのため、所有している切手が少し汚れていたり破れていたりして、きちんと使えるかどうか不安であれば郵便局へ行って聞いてみると良いです。
あるいは5円の手数料を支払う事で、新しい切手に交換してもらう事も可能なので、高い値段の切手が破れていたら交換してもらった方が安心です。
このように普通切手は基本的には証紙なので郵便物を送る時に使われますが、切手には色々な種類やデザインがあるため、ただの証紙として使われるだけでなく、企業の宣伝目的として使われたり、中には使わずに趣味として集めたりするコレクターもいるようです。