リカちゃん人形について
2024年04月29日
リカちゃん人形は1967年、玩具メーカー「タカラ」(現タカラトミー)より、「日本の少女たちがより身近に感じられるようなファッションドール」というテーマのもと発売されました。
外国産の大柄な人形が主流だった時代で、日本人向けの小ぶりな人形は瞬く間に人気となり、2022年には55周年を迎えました。
時代の流行に合わせ手足を長くしたり、顔を小さしたり、服装なども変化を重ねており、常に流行の最先端をいくリカちゃんの人気は今も健在です。
小学5年生という設定の子ども向けの人形ですが、最近は大人コーデを楽しめる17歳になったリカちゃん人形「#Licca(ハッシュタグリカ)」や、日本製の手作りの「スタイリッシュドールコレクション」などの大人向け商品も販売しています。
「リカ活」という言葉も誕生し、今ではリカちゃん用の洋服をオリジナルで作ったり、まるで雑誌のようなポージングで撮影してSNSに投稿したりと、楽しみ方の幅が広がっています。
自分では着ることが難しいと感じる洋服も、リカちゃんが自分の代わりに着こなしてくれるので、疑似的にオシャレを楽しむことができたり、SNSでリカ活仲間と交流する人も多いそうです。
見てくれる人を意識しながら、リカちゃんの小物やポーズなど細部にこだわった撮影をするのも、SNS時代ならではの楽しみ方と言えるでしょう。