キヤノンの歴史
2023年08月18日
キヤノンは、高級小型写真機の研究を目的に開設された「精機光学研究所」が前身となっており、1933年に東京麻布六本木に開設されました。
最初に完成したカメラの試作機は、「観音様の御慈悲にあやかり世界で最高のカメラを創る夢を実現したい」と願いを込めて「カンノン」と名づけられました。当時採用されたマークにも千手観音が描かれています。
1934年になると、日本初の35mmカメラ「キヤノン35ミリカメラ」を開発・製造し、この時、キヤノンの名称が初めて使用されました。
その後1947年に初めての製品である「キヤノン」を社名とし、キヤノンカメラ株式会社が設立されます。
独自のシステム開発で基盤を築き、新製品の開発を続けたキヤノンは、1959年に初のミラーレス一眼レフカメラ「キヤノンフレックス」を発表し、このイノベーションは後のカメラデザインに大きな影響を与えました。
1969年に、カメラや事務機を含めた映像情報処理機器メーカーとして、さらなる飛躍を目指し、現在のキヤノン株式会社へと社名を変更しました。
キヤノンは創業以来、光学技術とイメージング技術の分野で優れた製品を提供し、支持されてきました。
その製品ラインナップは、消費者向け製品からプロフェッショナル向けの高度なテクノロジーを備えた製品まで幅広くカバーしており、多くの人々に愛用されています。