オリンピック切手とは?その種類と買取でのコツ|切手買取コラム

2022年06月14日

オリンピック切手買取

オリンピックの開催に合わせて、日本ではオリンピック切手が発行されてきました。オリンピック切手はコレクターの間で高い人気があるため、買取の現場で盛んに取引が行われています。

この記事では、オリンピック切手について説明した上で、取引で人気のある種類やその価値を解説していきます。

また、買取に出す際に切手の価値を下げないコツについても紹介しますので、切手買取を検討している人はぜひ参考にしてください。

オリンピック切手とはどんな切手?

オリンピック切手とは

オリンピック切手は、オリンピックの開催を記念して発行された記念切手のことを指します。

なお、日本における記念切手はイベントなどの特殊な催しや出来事があった際の記念、あるいはイベントの開催費用や維持費用を集めるために発行されてきました。

記念切手は普通切手とは異なり、販売枚数・販売郵便局・販売期間などが限定されています。

オリンピック切手の歴史

オリンピック切手は日本のみならず、世界中で発行されてきました。

世界で初めて発行されたオリンピック切手は、1896年の第1回オリンピック競技大会(アテネオリンピック)開催に合わせて、ギリシャで発行されたものです。

記念切手発行の目的は主に財政難を補うためで、全部で12種類の切手が発行されました。これ以降、多くの国でオリンピック切手が発行されています。

日本で発行されたオリンピック切手は4種類あります。最初のオリンピック切手は1964年の第18回オリンピック競技大会(東京オリンピック)開催を記念したものです。

続いて、1972年の第11回オリンピック冬季競技大会(札幌オリンピック)、1998年の第18回オリンピック冬季競技大会(長野オリンピック)、2021年開催の第32回オリンピック競技大会(東京2020オリンピック競技大会)でも記念切手が発行されています。

寄付金付切手

オリンピックを開催する際には資金を調達するために、特殊切手として寄附金付切手も発行されます。

これらは切手買取ではオリンピック切手と同じように取り扱われています。

東京2020オリンピック競技大会においても、経費に多くの寄付金が用いられました。

日本郵便株式会社によると、この大会における寄付金付切手での寄付総額は60,174,849円となっています。

オリンピック切手の魅力

オリンピック切手は、それぞれの大会にちなんだデザインがプリントされています。

デザインを通してその時代・その都市・競技の特徴を見てとらえられるところが、オリンピック切手の大きな魅力と言えるでしょう。

例えば、東京2020オリンピック競技大会の記念切手では、オリンピック・パラリンピックの全競技がデザインされました。

なお、この記念切手は競技ごとにデザイナーが違います。そのため、それぞれ絵のタッチが変わっており、描き手の個性が図柄の中に垣間見えるという面白い特徴があります。

また、近年では自国開催でなくともオリンピック開催時期に記念切手を発行する国が増えています。東京2020オリンピック競技大会では、100カ国以上の国で記念切手が発行されました。

海外で作られたオリンピック切手には日本のものとは違う魅力があるため、それのみを集めるコレクターも少なくありません。

どんな切手なら価値が高い?オリンピック切手の種類

小型シートが1,500万枚です。合わせて1億枚以上が発行されました。

札幌オリンピック冬季大会記念切手は、発行枚数がとても多い切手です。さらに切手ブームの影響により、発行された切手の多くが市場へ出回りました。

そのため、市場人気があっても希少性はあまりありません。切手買取の価格は額面金額が基準となります。

第18回オリンピック冬季競技大会(長野オリンピック)記念切手

長野オリンピックでは、80円の競技(スノーボード・カーリング・スピードスケート・クロスカントリースキー・アルペンスキー)をデザインした記念切手のほか、五輪のカラーを基準に選出した植物(ミヤマリンドウ、リュウキンカ、クロユリ、ヤマシャクヤク、カタクリ)がデザインされた50円の記念切手が発行されました。

20世紀最後のオリンピックとはいえ、比較的近い年の大会であるだけでなく、発行枚数が5,000万枚と数が多いため、プレミア価値はついていません。切手買取における基準価格は額面がベースとなるでしょう。

なお、長野オリンピックでの寄付金付切手は1枚90円(切手としての価値は80円、寄付金として10円)で販売されました。デザインはマスコットキャラ(スノーレッツ)とエンブレムに競技の2種類です。寄付金付切手の発行枚数は合わせて4,000万枚です。数が多いため、寄付金付切手にもプレミア価値は付いていません。

オリンピック切手には価値が高いものはあるの?

残念ながら、ほとんどのオリンピック切手にはプレミア価値が付いていません。

発行枚数が極端に多いことがその理由です。そのため、オリンピック切手の買取額は額面が基準となることが多いです。

しかしながら、オリンピック切手であっても、エラー切手であれば額面以上の高い査定額が期待できるでしょう。東京オリンピックの記念切手では目打ちエラーのものが見つかっており、高い価値が付いています。

オリンピック切手を高額買取してもらうコツ

前述の通り、オリンピック切手はあまりプレミア価値がありません。だからといって、買取価格が期待できないものでもありません。ただし、数多く流通している切手ですので、高額買取を狙う場合にはコツが必要です。

シート状態のまま切手買取に出す

切手の買取は、シート状態で査定を受けることをおすすめします。1枚ずつの切手はシートから切り離されたものとみなされ、その買取価格はシート状態でまとまった状態よりも幾分下がってしまいます。

また、切手買取の現場では、バラ売りの切手よりもシート状態の方が需要が高いです。これはオリンピック切手においても同じです。

もし一部だけ切り取られたシートがある場合は、それ以上は切り離さずにそのまま査定に出すようにしましょう。

オリンピック切手は保管状態が大切

買取の現場に持ち込まれるオリンピック切手は、比較的状態が良いものが多いです。

少しでも状態が悪いと査定に大きな影響を与える可能性があります。保管状態や取り扱いには気を付けましょう。

切手に手の脂や汚れが付着したままにしておくと経年劣化でシミになります。汚れがつかないようにするために、取り扱いは素手ではなく手袋やピンセットを使うようにしましょう。

また、切手は極端に湿度に弱いものです。そのため、切手を管理している場所の湿度には注意を払うことが大切です。紫外線も切手に大きなダメージを与えます。

直射日光だけでなく、蛍光灯の明かりもなるべく当てないように保管しましょう。切手を観賞する際もなるべくアルバムから取り出さないようにすることをおすすめします。

オリンピック切手は早めの買取がおすすめ

オリンピック切手は、オリンピック開催時期に発行される特殊切手です。

数多く発行されるため、レア度はあまり高くありません。需要は高くともプレミア価値が付く可能性は低いでしょう。

そのため、オリンピック時期などで記念切手の需要が高まった時期に買取に出すのがおすすめです。

なお、オリンピック切手にも、エラー切手が複数枚見つかっています。これらは貴重なものですので、高額買取が期待できるでしょう。

いかがだったでしょうか?オリンピック切手以外の切手解説やその他ジャンルの買取解説も行っていますので、是非ご参考くださいませ。